大学時代のお気に入りイラストをリメイク!リメイクに当たって意識したこと
昔描いたイラストを定期的に見直すことが大事!ということで、先日、大学時代に描いた中で個人的にお気に入りだったイラストをリメイクいたしました!
まずは、リメイク元のイラストがこちら
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当時はiPadを持っておらず、原稿用紙に鉛筆・水彩絵の具で描いていました。
当時、完全に
雰囲気に酔って描いていましたね笑
左端が不自然に編集した後が見えると思いますが、
電子辞書内の英語の例文がそのまま書かれていたため削除してありますw
原画はもっとポエミーですw
個人利用としてしか使わなかったので(主に自分で見て楽しむ←)今まで特に何もせず放置してきましたが、今回ブログに載せるにあたって完全に著作権アウトじゃろ!といった判断のもとレタッチして消させていただきました。笑
さて、雰囲気に酔ってるwとか、原画はポエミーwとか書かせていただきましたが、なんだかんだ言って当時持てる力を使って描いた、今でも大好きな作品です。(ポエミーは置いておいて)
特に自分にしてはイラストにストーリーが感じられて20歳の自分も捨てたもんじゃないなと思いました。
今回は、過去自分が描いたイラストをリメイクした時のリメイク方法と、元絵をもっと魅力的に見せるために行った仕上げのポイントを簡単にご紹介します!
また、最後にリメイク前とリメイク後のイラストの構図を比較してみているのでぜひみて見てください♪
目次
リメイク下準備
リメイクの下準備は今回は大雑把に原画を見て下書きを始めるところから行いました。
おおよそ原画通りに下書きをし、そこからイラスト全体のバランスを見ていきます。
色々描き直しながら良さそうな場所に配置をして下書きの下書きをしていきました。
下書きの下書きができたら清書をしていくのですが、今回自分の中で変えたのが魔法使いの女の子の表情です。
目だけこちらを見ていて、こちらに気づいているような、何かを知っていそうな雰囲気にしてみました((語彙力
そうそう、それと、元絵があまりに寂しい雰囲気があるので、画面を埋めるべく左端にススキを足して秋感を演出してみました((安直
塗りはピンとくるまで大苦戦!色々と試していく
配色はなんとなくイメージしていたのですが、ピンとくる色が見つかるまでレイヤーを重ねてみたり影や光で調整してみたり、「良い!」と思うまで試行錯誤していきました。
ここまでくると、割と原画通り完成と言ったところでしょうか。
イラストをもう少し観察すると、なんとなく寂しい感じがします。
秋のイラストなので寂しくてもいいのですが、ちょっと雰囲気的にもう少し幻想的にした方が魔法使いの女の子が映えるような気がしたので、もう少し描き加えていきます。
仕上げのひと手間
幻想的なイメージを追加するために、もう少しシャボン玉を飛ばすことにしました。
奥行きを感じられるように、画面手前にくる大きなシャボン玉は少しぼかしたように、奥のシャボン玉は少しはっきりと縁取ったイメージで着色していきます。
月のところにあるシャボン玉をそのままコピペすると、空の色に溶け込んでしまうので白やメイドの高いピンク等を使って着色していきました。
ここまで来たら、シャボン玉や光の当たる部分・瞳にハイライトやボカした光を散りばめて(?)完成です!
完成後に、リメイク前後で構図を比べてみると・・・
いかがでしょうか。リメイク前とリメイク後を比べると、リメイク後の方が画面の埋め方が良い塩梅かと思います。
さすが8年も月日が経つと成長してるなぁ(自画自賛)
過去のイラストに比べると、画面の使い方・奥行きを意識したイラストの書き方ができているのではないかと思われます。
いやぁ、もう、自分を褒めてあげたい!!!
もちろん反省点はいくつかあるのですが、こうやってリメイクをしていくと自分の成長具合が見れて楽しいものですね。
次の制作へのやる気が高まります!笑
リメイクイラストを描くことを決心した時は、「過去の自分を越えられなかったらどうしよう」というそこはかとない不安が押し寄せていたのですが、
実際にやってみると自分が色んな上手な人が使っている技法だとか絵作りだとかをなんとか吸収しようと努力してきたのが形になって現れるみたいで同時に嬉しさも感じてみたり。
上手な人と比べて「あぁ、私、いくらやっても上手くならないなぁ」と思った時こそ過去絵リメイクはおすすめですね!
リメイク後のイラストも、何ヶ月かもしくは何年か後にまたリメイクしてさらに成長して行けたらいいなぁと思います。