人付き合いって大変だよね。誰かと一緒に過ごすと気疲れしてしまう人のためのお昼時間の過ごし方
こんにちは!漫画・イラストクリエイターの松島菜摘です!
私、松島菜摘はこう見えて(?)実はかなりの人見知りです。
人見知りだといろんな場面(主に人前)で緊張したり吃ったりしてしまってメンタルに来ること多いですよね…!
そんな人見知りの自分にとってかなりきつかったのが職場のお昼休憩。
大学時代は無理に友達と一緒にいなくても問題なかったため、好きな時間に昼食を取り好きなように過ごしていましたが、会社ではお昼の時間も決まっていることが多く同僚とお昼を共にすることもしばしば…
人見知りだと上記の漫画のように、誰かとご飯を食べる時は座る場所や、同僚との関係性によっては話題等に気を使ってしまいがち。
そうやって、お昼時間に気を使いすぎてへとへとになってしまうことはありませんか?
また、女性の多い職場だとありがちなのが、
- 恋愛やおしゃれの話
- 同僚の愚痴・悪口・噂話
- 芸能人のゴシップ等
- 今話題のドラマ
これが、興味ない人にとってはかなりきつい。興味のない話題を振られてその度に「そうなんですか〜?知らなかったです〜」というのもなんだか気まずいものです。
また、徒党を組んで愚痴や悪口を言っている人がいると気疲れ度がはちゃめちゃにアップしてしまいます。
自分の立場がある程度強ければ、うまく話を変えたりすることもできると思いますが、立場の弱い新人や気の弱い人にはどうにもできないことも多いと思います。
今回の記事では、人見知りの私が気疲れでへとへとになってしまわないためにやってきた工夫やお昼の過ごし方をまとめました。
目次
休憩室に入ったら座る席を決めておく
気疲れポイントとして、どの席に座るかということがあります。
なんとも思わない人にとってはなんでもないことなんですが、無意識に気を遣ってしまう人にとっては重要な席選び。「後から人が来たときにここにいたら迷惑かな」とか、「誰かが会話中にその空間に入るのきついな」とか、人見知りの人は他人から見えない気苦労で頭がいっぱいです。
考えすぎて気疲れしてしまう人見知りさんにおすすめなのが、「考えなくても良いように座る場所のパターンを決めておく」ということです。
自分が一番に休憩室に入った場合はこの席に座る。もし誰かがいたらバランスを取ってここに座る。など、あらかじめ自分が座る席をパターン化して決めておくと余計なことを考える必要がなくなります。
それがだんだん慣れてくると、休憩室で誰かが話している最中に出くわしてもなんのストレスもなく席につくことができるようになります。
同僚とのコミュニケーション量を削ることで心の平穏を保つ
人見知りの自分が楽になるために一番効果があったのが、「そもそも同僚と関わる時間を減らす」ということでした。
関わりを減らすことについて、ネガティブな行動のように思われるかもしれませんが、自分も含めてみんなが平和に過ごすために悪くない対策だと思っています。
休憩時間に居合わせた人が楽しい話だけしてくれればこちらもそこまでしんどい思いをせずに済むのですが、同僚のコンディションはこちらで全て把握することはできません。
上司からひどい仕打ちを受けたり嫌なことが起きていたら、それをきっかけに愚痴大会・悪口大会に引き摺り込まれてしまう可能性があります。(しかも同調するように仕向ける人や、同調しなかったら次の悪口のターゲットにしてくる人もしばしば…)
みんながみんな悪い人ではないので、自分が辛い思いをした同僚を受け止めてあげることができれば良いのですが、関係性によっては荷が重いことも多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、「話しかけにくい状態を作ること」そして「もはや同じ空間にいないようにする」ということです。
話しかけづらい状態を作る方法① 勉強をする
私は前職時代は金融機関だったのでお昼休憩の間に業務に関連する資格の勉強等をしていました。
勉強していると「何の勉強?」等話しかけられることも多いですが、答えてしまえば割と早めに話題が終わります。
一生懸命やっていると余程空気が読めない人でなければ無駄に話しかけてこないので、快適にお昼時間を過ごすことができました。
また、勉強をしていること自体が休憩中の話題になることもありますが、何方かと言えばポジティブな内容なので、愚痴大会や悪口大会に比べればそこまでしんどくありませんでした。
注意点があるとすれば、現在の職種と全く関係のない勉強をしていると転職を考えていると思われることもあるかもしれないので、仮に突っ込まれてもすぐに答えられるようになぜ勉強をしているのか答えられるようにしておくと良いかもしれません。
話しかけづらい状態を作る方法② 仮眠をする
お昼ご飯を食べたらさっと仮眠に入ってしまうのがおすすめです。人見知りで気疲れしてしまうタイプは最初から会話に加わらないのが一番ストレスがありません。
仮眠は話をしなくてもいい(何かの話題で盛り上がっても寝ているので意見を聞かれない)上に、午前中の疲れを癒やし午後のために英気を養うことができるのでおすすめです。
なんなら午後の業務効率がアップして早く仕事を終わらせることができるかもしれません。
ぜひお昼時間に取り入れてみてください。
注意することといえば、仮眠をする際は必ずスマートフォンで寝坊防止に目覚まし時計をセットしましょう。寝坊して業務に戻るのが遅れてしまうと本末転倒ですし、人に迷惑をかけてしまうので仕事しづらくなってしまいます。
もはや同じ空間にいないようにする① 休憩時間を可能な範囲でずらす
こちらはその会社にやや長めに勤めている人向けになるかと思いますが、「休憩室に人が多くいる時間帯」もしくは「愚痴・悪口をよく言う人がいる時間帯」をずらして休憩に入るのがおすすめです。
長く勤めていると「この時間帯はこの人がいる」というのが把握できるようになってきます。
ただ、繁忙期でもないのに大幅に時間をずらすなどをやりすぎると、避けているのがバレバレになるので、やや休憩時間がずれるくらいで留めておくのが良いかもしれません。
人によっては休憩に入る時間帯が決まっていたりすると思うので、可能であれば上司に相談して休憩に入る時間を変えてもらうのが良いでしょう。
上司に相談しづらいという人は、誰がみてもわかるくらい努力して、できることを増やして仕事を忙しくするのが罪悪感なくランチタイムをずらせて良いのではないでしょうか。
もはや同じ空間にいないようにする② 外にランチを食べに行く
いっそのこと職場内で過ごさないという方法もあります。
少しお金はかかるかもしれませんが、近くのカフェ等に行くのも良い方法です。
私は今の職場ではランチタイムは職場から近くのカフェや喫茶店を巡って気楽に過ごしています。
お昼時間に外出できれば、会社の愚痴を少しも聞かなくて済むし自分の好きなように時間を使うことができます。
私はカフェでご飯を食べた後、お店が混んでいなければ副業をしたりイラストを描いて過ごしているので、とても充実したお昼時間を過ごせています。
また天気が良ければ職場の近くの公園に行くのも良いでしょう。
閉め切られた室内では暗くなりがちの気分も、開放感のある公園で過ごすことで晴れやかになります。
今の時期は日焼け止めや熱中症等に要注意ですが、日光を浴びることでセロトニンが分泌され心もポジティブに。明るい気持ちで午後の仕事に戻れるでしょう。
どちらにしても職場から離れる際は、急ぎで何かあった際にすぐ帰れる距離の場所を選ぶこと、そしていつでも連絡がつくようにしておきましょう。
お昼時間に同僚とのコミュニケーションを減らすことのデメリット
人付き合いがしんどいということで、同僚とのコミュニケーションを減らす方法も紹介してきましたが、人によってはデメリットに感じかれることがあるかもしれません。
それは、休憩室メンバーの間で親密度が高まり自分が仲間外れにされているような感覚に陥ることがあるかもしれないということです。
例えば、休憩室にいる人だけで遊ぶ約束をしていたり、LINE交換をしていたり。休憩の延長で就業中に自分のわからない話題で盛り上がるということもあるでしょう。
私もお昼休憩時間はカフェで過ごしているので、少なからず上記のようなことは身の回りで起こっています。
私の場合は、まぁそういうこともあるよねーと思うことができますが、寂しがり屋の人や、本当は輪に入りたいという人には、コミュニケーションを減らすことで気疲れを防ぐ方法はあまり向いていないかもしれません。
何はともあれ自分が一番楽に過ごすことが大切
気を遣ってしんどいから人と距離を置きたいか、気を遣ってしんどいけど疎外感を感じることの方が辛いかは人によって違うと思います。
重要なのは、自分がどう過ごすと一日中幸せでいられるか。
もし、私と同じように、とにかく人と一緒にいることの方が疲れてしまうという方は、ご紹介した方法を試してみていただければと思います。
また、自分で仕事を取ることができるのであればフリーランスとして独立するのも一つの手段ではあると思います。在宅でできる職種でフリーランスをすれば必要以上に人と会うことがなくなるので気疲れは多少減ることでしょう。
気を遣ってしまいがちでも誰かと繋がっていたい人は、人見知りで話すのがしんどくても1度は何か話題をふってみるのもおすすめです。というのも、話してみたら案外しんどくなく意外と気の合う人はいるものです。
話題や気が合う人がいると意外とお昼時間も楽しく過ごせるものです。
また、極端に人と関わる時間を減らすとか頑張って毎日誰かに話題を振ってみるのではなく、社内でお昼を過ごす日、社外でお昼を過ごす日と、それぞれバランスを取って過ごすのも良いと思います。
この記事か楽しいお昼時間につながれば幸いです。